横歩 新山崎流 ▲7七桂型 対激指定跡道場2 三段

前々から何回か記事にしているが,激指定跡道場2の「定跡道場」で定跡の特訓中である。
いろいろやってはいるが,なにしろ指定局面が320もあるのだから,攻略は途方もなく険しい道のりとなる。

この定跡道場では激指を相手に指定された局面から始めるのだが,対戦する激指のレベルに応じて勝利時に獲得できる経験値が異なってくる。
初段に勝てば64点
ニ段に勝てば128点
三段に勝てば256点
四段に勝てば512点と獲得する得点が倍増していくようである。
この獲得した経験値に応じて称号が変わるようで,ちょっとした楽しみになっている(苦笑


で,今日やったのはやはり横歩の新山崎流(先手・後手両方)。
既に激指二段には勝てていたので(と言っても勝率は1割前後),ランクアップさせて三段で挑戦した。
後手を持って,先日当ブログでも取り上げた指定局面になる。

図は,後手が7四歩と銀桂の活用を図った手に対して角交換から7七桂と飛車を追う手である。
他にも7七桂に代えて▲3五歩もある。実は▲3五歩を指して激指定跡道場四段にもつい先ほど勝った。
そちらの記事も続けて掲載するのでご参照あれ。


2011-07-16b.jpg

先日将棋倶楽部24で指した棋譜を紹介した際には,相手が44手目に2七角としてきたが(こちら)
▲8ニ馬と入られた局面はやはり先手有望のようで後手に勝ち目がないので,44手目に▽8ニ歩とした。この手もよく激指先生が指されており有力のようである。
以下,51図まではよくある進行なのだが,なんとか先手の攻めをかわしきった1局となっている。

詳細については,棋譜コメント&激指三段による評価値および読み筋を記述した以下の棋譜を参照ください。
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横歩 新山崎流 ▲3五歩型 対激指定跡道場2 四段

引き続き,今度は先手を持って角交換から▲3五歩型で挑む。
先手側では,同日に激指定跡道場三段を相手に初勝利を収め,続けて四段にも挑戦したら連勝してしまったという奇跡(苦笑

対激指定跡道場四段との棋譜について振り返る。
指定局面は下図のとおり。
先ほどの▲7七桂が▲3五歩に変わっただけであるが,攻め筋は全く異なってくるのでそれぞれでの定跡の手順の意味についてしっかり理解しておく必要がある。
【図1】
2011-07-16a.jpg

ところでこの▲3五歩型について触れる前に,後手側を持って,先手が角交換をせずにいきなり3五歩と突いてくる人を散見する。実際に後手側を持って最近2度もその局面に遭遇した。下図。

【図2】
2011-07-16c.jpg

図1と図2の違いは角交換の有無だけであるが,図2は手順前後で先手不利に陥るのである。
「定跡」に詳しくなったとしても,実戦では定跡で想定しない手順(たいていよくない手)をされることが度々生じるので,その際には「定跡」との違いは何か?咎められるのかどうか?そんな目的意識を持って今後も研究に励まなければいけないなと。
図2から後手の咎め方については後日まとめる予定。

さて,図1からの激指道場四段を相手にした棋譜の詳細については,下記を参照。
ちなみに先手の消費時間が短いのは,途中まで何度も試行錯誤を重ねているためで,57手目までが実質の想定局面となっている。
4ニ金と打ちこむ手(下記棋譜だと4ニとという変化)が後手玉にとっての急所中の急所になっている。この寄せ方を知らない限り新山崎流の先手側を持ってなかなか勝てないだろうと個人的には思う。




対四段戦に勝ったことで経験値を大幅に上乗せすることに成功!
称号も三段階目の「入門」になった。最上ランクの称号はいったいなんだろうか。渡辺竜王も監修に携わっているので「竜王」かな?


横歩 新山崎流 ▽7四歩▲3三角成▽同桂▲3五歩▽4四角▲7七桂の変化

調子が落ちてきました。指していて平凡な手しか選べてないと思うし,勝負どころでのミスを連発している気がしてます。

昨日指した1局より横歩・対新山崎流。
先日の記事にも書きましたが,新山崎流の定跡にはそこそこ詳しくなったんではないかと自負しています。
というわけで迷わず横歩へのお誘いに乗ったところ,新山崎流が来ました(普通の中住まいとかもこれからいろいろ勉強していかなくてはいけませんが)

問題の局面は図1.
【図1】
2011-07-07b.jpg

後手▽7四歩と桂の活用を図ろうとした手に対して,▲3三角成▽同桂▲3五歩としてきました。桂頭を狙う定跡手で,後手は4四角とうつのが筋です。
それに対して普通の定跡では,3六飛と一つ寄っておくのは定跡手です。
しかしここで▲7七桂と跳ねられました。練習してきた内容にこのタイミングで7七桂と跳ねる手はありませんでした。

結論からいえばやはりこの手は疑問手です。

図1以下
▽3五飛▲4六角となりますが,ここで一度▽1五飛と逃げるのがいい手です。
これが飛車取りの先手になるので,先手は再度▲3五歩と打つくらいになりますが,もともと3五歩と突きだしたのに持ち駒の歩を1枚消費して再度3五歩と打つようでは純粋に1歩損になります。

図1以下後手の咎め方は下記の棋譜通りです。
実戦譜と変化についても載せておきます。



横歩 新山崎流

第69期名人戦第7局は両雄の妥協しない壮絶な戦いになりましたね。先手森内プロはやっぱり強かった…。
新山崎流をぶつけるあたり,相当に指定局面を事前に研究していたはずで,羽生名人の追い上げも届かず終始森内プロのほうが指しやすかったように思えます。今期の名人戦での羽生二冠の奮闘を心待ちにします!!!

ところで,奇しくも自分もまた新山崎流の実戦の練習をしていました。
実戦の練習相手は…「激指・定跡道場2」
恐らく現段階で入手可能なソフトとしてはかなり強い部類に入ると思っています。

その激指定跡道場2の特徴として,「定跡道場」があります。「定跡道場」では指定された局面から先手・後手を持って激指先生を相手に実戦形式で練習をしていくというもので,実に200以上の指定局面が用意されています。

「全指定局面で激指先生初段以上に勝とう!」とか目標を勝手に立てましたが,1指定局面からでも変化はいくつもあって,その変化に対する応手を練習していくうちに,その型(指定局面)をマスターしたくなりました(苦笑

というわけで今回やったのが「新山崎流」の基本形となる図1

【図1】
2011-06-23a.jpg


ここで後手の応手としては①▽7四歩,②▽8六歩(今回の名人戦第7局の進行)に分かれます。
自分は,この▽8六歩の練習はしてなくて,名人戦の進行にただただ「そうなんだ」と感心してるばかりでした。

で,自分が実際に何十回も練習してきたのが,▽7四歩に対する①▲3五歩と②▲3三角成▽同桂▲7七桂という二つの変化です。

実戦から得られた膨大な変化についてはおいおいまとめていく予定ですが,激指先生を相手にして先手・後手双方を交互に持つことによって自分が指した疑問手に対する咎め方を習得していくことが出来ました。

かれこれもう2週間以上前から練習していたので,名人戦第7局で新山崎流が登場したことには随分ビックリ。(ただ自分の研究から外れた変化に進んでしまいましたが)

で…なんとその第7局2日目と同日の昨日に指した将棋倶楽部24での一戦を紹介しましょう。
先手を引いて,横歩模様に進んだので迷わず新山崎流を採用しました。実戦形式で練習してきたので,早く試したいと思っていたのです。

下にコメント付き棋譜を掲載します。

実になんと57手目までは激指先生との練習通りの展開で,まさに「想定局面」でした。相手の方も相当に定跡に詳しかったようで,迷いなくこの変化に飛び込んでいます。途中いろいろ変化があったはずですが,ほぼ最善手を指してくるあたりが,横歩のスペシャリストな感じがすごく伝わってきました(滝汗
自分も負けじと最善手で対応していきます。56手目まではプロの実戦例があります。2009年5月の竜王戦▲羽生▽高橋の一戦。そちらは57手目に8三角だったそうですが,某S氏によれば後の見解では82馬が最善手ではないかということらしいです。激指先生との練習でもこの82馬に好感触を覚えていたので,57手目に82馬を着手。
それ以降は未知の局面になりましたが,終盤のキレがなく惜敗。

参考までにプロの棋譜も載せておきます。

【棋譜】


【参考棋譜】



ポイントは70図でした。桂をもらっているので後手玉に詰みが生じているのです。

以下一例
▲6二馬▽同玉▲5三銀▽同飛▲同桂成▽同玉▲5二飛▽6四玉▲5五金▽7四玉▲7二飛成▽73飛(83龍があるので飛車合限定)▲同竜▽同玉▲7二飛以下詰み

▲6二馬▽4一玉▲5二角成▽3一玉▲4二金以下詰み

62馬から53銀で清算する寄せがいまいちに思っていたのですが,ぴったり詰んでいるのです。

変えて61角に対して銀を見捨てて41玉のほうがまだ難解のようです。

今後も研究を深めていき実践で活用できるようにしてきたいですね。気が向けば研究成果(定跡まとめ?)も記事にできればと思っています。
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Author:しゃおろん@24

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