【24名人戦】 第5局 相居飛車力戦(対雁木+右四間)

続いて,24名人戦第5局は,相居飛車となりました。
後手の囲いは雁木で早いテンポからの速攻を狙っているようでした。

図1は囲いも完成し、さっそく襲いかかってきたところ。
同歩でそのあとどうするのか皆目見当がつきませんでしたが,同歩以下▽同銀!と突進してきました。
銀香の駒損をしてでも馬になるのが大きいとみた手でしょう。
こちらは囲いが不十分ですので十分成り立ちそうです。

【図1】
2011-01-07f.jpg

図1以下
▲同歩▽同銀▲同銀▽9九角成▲8八銀▽7七歩▲同桂▽同桂成▲同銀と進んだのが図2

【図2】
2011-01-07c.jpg

ここは後手も手が広く,対応を誤れば即死しかねません。本局のポイントの局面といえるかもしれません。
実戦は,▽7六歩でしたが,貴重な歩をここで使うのはどうかという疑問もあります。
例えば,▽4七歩等の候補もあります。6七の金に玉しか紐がついていないため,8九馬の筋が非常に厳しくなるのです。
実は図2に至るまでの7七歩も安直で,そこで▽8九馬▲同玉▽7七桂打(王手金取り)は負けている変化でしょう。

本譜は,▽7六歩以下,▲同銀▽6六香▲同銀▽同馬▲6四香と進行して図3。

【図3】
2011-01-07d.jpg

攻め駒を攻めて受けに回る常套手段で,相手の攻めを切らしに行きました。
以下も後手の疑問手に助けられる格好で何とか辛勝。

24名人戦リーグ成績 5勝0敗 勝ち点15 

本日から金・土・日とまた予選リーグが開催されますが,ここまで望外の結果に自分自身驚いています。
ただ今週に入ってからの調子をかなり落としているので,また初心にかえって新しい気持ちで挑めればいいですね…。

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矢倉急戦 対右四間 定跡研究

どうも御無沙汰です。
最近負けが込んでいて,内容も定跡形からほど遠い力戦調になることが多いため,こちらのブログの更新も泊まっていました。ひとまず前回からの成績は…

2勝5敗であります(涙目

というわけで今月の星取り表は次の通り。今月の成績は43勝35敗で勝率.551
○○○○●○●○○○|○○●○●○○○●○|○●●○○○○●○●|
○○○●○●○○○●|●○●●●○○●○○|●●●●○○●○●○|
●●●●●○●○○●|○●●●○●●○




んで、本日家に届いたのが8月14日発売のこの棋書。矢倉急戦の金井本であります。
金井本

55歩交換型の急戦(いわゆる阿久津流)を自分もよく採用するので,この本を購入してみました。

金井先生はなかなか筋がいいので自分も注目するプロであります。
最初の帯にあるはしがきより

「本書は後手の急戦矢倉に負けないように、先手の対策を詳しく述べた本です。
3七銀戦法や森下システムなどの本格的な相矢倉を勉強しても、後手からの急戦に対応できなければせっかくの知識が役に立ちません。
戦型は実戦にあらわされやすい、右四間、棒銀、米長流急戦、矢倉中飛車、そして最近プロ間でも流行している5筋交換型の対策を取りあげましたので、この1冊で急戦矢倉対策を万全にしてほしいと思います。
各章の最後には、講座の中の重要な指し手を問う復讐問題を用意しました。本書を読んで自信を持って矢倉を指してください」
とのこと。
どうやら本書は急戦矢倉をつぶす書のようでありますw選択を間違えたか!?
まぁ…相手の受けを知るのも重要ですしね。というわけで一通り読みました。


構成は、はしがきにもあるように

1章「右四間飛車」 P5-P56
2章「原始棒銀」 P57-P78
3章「米長流急戦矢倉」P79-P126
4章「矢倉中飛車」 P127-P162
5章「5筋交換型」 P163-P215

となっています。

以下第1章「右四間飛車戦法」を網羅してみました。本記載のある変化を全て盛り込んであります。その後の流れなど自分なりに整理したので参考にどうぞ。思ったより5章は内容が薄かった気もします…また機会があればそちらも整理したいと思います。


【右四間飛車戦法・定跡ファイル】

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